無理な取締りに怒り、民衆が道路交通局の車を襲撃 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

ペラ州シティアワンで1月11日、11台の自動車が関係する玉突き事故が発生したが、事故の原因を作った道路交通局(RTD、JPJ)に対する人々の日頃の怒りが爆発。RTDの四輪駆動車(4WD)車がひっくり返された上で放火される騒ぎとなった。

目撃者らの話によると、商用車の過積載の取締りを行っているRTDの四輪駆動車がアブラヤシを積んだ1台のトラックを停車させようと交差点で無理にトラックの車線に割り込んだのが原因。トラックが四輪駆動車に追突して止まり、後続のスクールバス2台、乗用車4台、トラック2台、バイク1台が次々と巻き込まれた。これによって15人が負傷した。

事故に遭った車両に乗りあわせていた人や集まって来た周囲の人々は、事故の原因を知って次第にエキサイト。警察官の制止も効かず、暴徒化してRTDの車に襲いかかったという。

伊藤 祐介

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