死亡追突事故を起こして逃走の男を逮捕

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14日午後10時55分ごろ、兵庫県南あわじ市内の神戸淡路鳴門自動車道上り線で、軽乗用車が横転しているのを通行人が発見した。運転者の女性は死亡。近くには衝突痕のある別のクルマが放置されており、警察はこのクルマの運転者を後に逮捕している。

兵庫県警・高速隊によると、現場は南あわじ市阿那賀付近で片側2車線の直線区間。現場を通りかかった人が路肩で横転中破している軽乗用車と、その近くの路上で倒れている女性を発見。警察に通報した。

女性は軽乗用車から投げ出されたものとみられ、全身強打でまもなく死亡。後の調べで同市内に在住する63歳の女性と判明した。軽乗用車の約50m先には前部に衝突痕のある乗用車も発見されたが、このクルマの運転者は姿を消していた。

警察ではこの乗用車が前走する軽乗用車に追突し、横転事故に発展したと判断。死亡ひき逃げ事件として運転者の行方を追っていたが、この男は翌15日午後になって警察へ出頭。事故を起こして逃走したことを大筋で認めたことから、自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

逮捕されたのは同市内に在住する42歳の男。「怖くなり、クルマを放置して徒歩で逃げた」などと供述しているようだ。警察では逃走の動機について男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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