フィアット、イタリア工場で従業員の一時帰休を申請

自動車 ビジネス 企業動向
フィアット 新型プント
フィアット 新型プント 全 1 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアット。同社がイタリアの主力工場のひとつで、従業員の一時帰休を計画していることが分かった。

これは1月15日、フィアットが声明の中で明らかにしたもの。同社はイタリア・メルフィ工場に関して、従業員の一時帰休を申請したと発表している。

一時帰休はレイオフと呼ばれ、景気の悪化などを理由に、従業員を一時的に解雇。景気が回復すれば、従業員を再雇用することを条件にして、労使が協定を結ぶ。

今回のフィアットのレイオフ申請は、欧州での信用不安を受けて、新車販売が落ち込んでいるのが理由。メルフィ工場では現在、『プント』などを組み立てているが、在庫が増えるのを防ぐため、随時生産調整を行っている。

フィアットは、「メルフィ工場では新型2車種の生産を、近い将来開始する予定。そうなれば、全従業員を正社員として、再び雇用できるだろう」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る