アウディ、2013年にモータースポーツ活動を強化

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アウディは、2013年シーズンのモータースポーツ活動を発表した。

2013年のテーマは、FIA世界耐久選手権(WEC)のタイトル防衛、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)への参戦継続、米国でのモータースポーツ活動の強化の3点。

アウディはFIA世界耐久選手権(WEC)におけるディフェンディング チャンピオンとして新たな挑戦の年を迎える。アウディスポーツ チームヨーストは、2台の改良型Audi R18 e-tronで同シリーズに参戦し、ルマン24時間およびWECスパフランコルシャンラウンドには、3台目のR18 e-tronが投入される予定。

アウディはルマン、WECでは、2012年にデビューして成功したハイブリッドテクノロジーを踏襲する。フライホイールエネルギー貯蔵システムは、重量やサイズの増加を伴うことなく、よりパワフルなシステムに進化させる。

参戦車両「Audi R18 e-tron」は、外観は2012年モデルとほぼ同じだが、超軽量なカーボンファイバー製ボディパネルの下に、数々の革新技術が採用する。

アウディスポーツは、2013年のモータースポーツプログラムと並行して、2014年に施行される新しいLMP1レギュレーションに合致した後継モデルの開発も進める。

ツーリングカー選手権では、2012年のレギュレーションが維持される。アウディスポーツのDTM担当部門は5月5日にホッケンハイムで開催される開幕戦までに「A5 DTM」のポテンシャルをフルに発揮させることを目標にマシンを熟成させる。2013年は、A5 DTMでコンマ数秒のタイムアップ達成することを目標とする。

ドライバーラインナップを拡充する。現役DTMドライバーの中で最速の部類に入る英国人ドライバージェイミー・グリーンとドライバー契約を結んだ。

また、1月26日~27日に米国フロリダ州デイトナで開催される24時間レースでも強力なドライバーをラインナップする。アレックス・ジョブ・レーシングチームから参戦する「Audi R8 GRAND-AM」のドライバーとしてフィリペ・アルバカーキ、オリバー・ジャービス、エドアルド・モルターラを起用する。

アウディは、米国のモータースポーツに本格的に復帰する。3月16日にフロリダ州で開催されるセブリング12時間レースに「Audi R18 e-tron」で参戦する。アウディはこの12時間耐久レースで10回優勝している。LMP1マシンでセブリングを戦うのは、今回が最後となる。

2014年からは、GRAND-AMシリーズとアメリカンルマンシリーズが統合され、北米スポーツカー選手権として生まれ変わることが決定している。また、2013年9月22日にはテキサス州オースティンで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)の米国ラウンドには「Audi R18 e-tron」で参戦する。

《レスポンス編集部》

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