【ダイハツ ムーブ 試乗】もはや軽自動車を超えた…諸星陽一

試乗記 国産車
ダイハツ・ムーヴ
ダイハツ・ムーヴ 全 13 枚 拡大写真

クルマのダウンサイジング化が進むなか、軽自動車の注目度はますます高くなってきている。かつて軽自動車といえば、「軽なんだから仕方ない」と思えるようなクルマばかりであったが、最近は軽自動車とは思えないほどの装備とクオリティを誇るモデルも多い。

【画像全13枚】

ダイハツの『ムーヴ』もそうした高いクオリティを誇るモデルだ。現行ムーヴは5代目で2010年に登場しているが、2012年末にビッグマイナーチェンジを行った。最大のトピックスは、燃費の向上と衝突回避支援の自動ブレーキシステムの採用。

燃費はJC08モードで29.0km/リットルを実現。衝突回避支援の自動ブレーキは、VSCとトラクションコントロールとのセットで5万円差で設定されている。

自動ブレーキが軽自動車に搭載されるのは初めて。センサーはレーダーで30km/h以下の速度で作動する。警告音と警告灯で注意をうながしてからブレーキに入るが、その時間差はわずか。停止のフィーリングはパニックブレーキに近い急制動となる。

さて、通常のドライブフィールだが、今回のムーブは足まわりの変更なども行なっていて、以前から評判のいいムーヴのドライブフィールをさらに向上している。

普通に加速し、普通にブレーキが効き、普通に曲がる…これが軽自動車として普通なのでなく、コンパクトカーとして普通というレベルにある。つまり1.3リッタークラスまでを含めたなかで、十分に渡り合えるフィーリングだ。

もちろん軽自動車なので定員は4名だし、全長や全幅の制限からラゲッジルームも大きくはない。しかし、多くの人数で乗ることはない、荷物もそんなに積まない、というような人には驚異のコストパフォーマンスを誇ることになるのだ。

5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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