【デトロイトモーターショー13】シェルビー、フォード フォーカスST をさらに高性能化

自動車 ニューモデル モーターショー
シェルビー フォーカスST(デトロイトモーターショー13)
シェルビー フォーカスST(デトロイトモーターショー13) 全 5 枚 拡大写真

1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー13。米国のシェルビーアメリカン社のブースでは、新型フォード『フォーカス』の高性能グレード、「ST」のチューニングカーが初公開された。

新型フォーカス STは、最大出力250ps、最大トルク36.7kgmを発生する直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」を搭載。ハンドリング性能は、フォード社内の「チームRS」(欧州)と「SVT」(米国)が共同開発。ドイツのニュルブルクリンクやアウトバーンで、走行テストを繰り返し、スポーティな走行性能が追求された。

フォード『マスタング』のチューニングモデルを手がけることで知られるシェルビーアメリカン社は今回、この新型フォーカスSTを素材に高性能化を追求。これは2012年5月、89歳で死去したシェルビーアメリカン社代表、キャロル・シェルビー氏のアイデアを反映させた遺作ともいえる1台だ。

車名は、シェルビー『フォーカスST』。外観は、ボンネット、グリル、リアスポイラー、アルミホイールなどが専用品に交換され、シェルビーらしい迫力を演出。サスペンションやブレーキは強化され、専用のエグゾーストシステムも装備される。

エンジンのチューニングに関して、シェルビーアメリカン社からのアナウンスはない。なお、シェルビー フォーカスSTは、2013年モデルのフォーカスSTにパッケージオプションという形で設定。価格はベース車両プラス1万4995ドル(約135万円)となり、年間500台を上限に生産される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  5. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る