京王電鉄は、2月22日に京王線・井の頭線のダイヤを改定すると発表した。
今回のダイヤ改定では、乗客の利便性向上を図るため、相模原線に「特急」を新設するほか、早朝時間帯に上り「特急」の新設、井の頭線の増発、終電の繰り下げなどを実施する。
相模原線に新設する「特急」は、新宿と橋本との間を直通で運転する。平日9時頃(土休日7時頃)~22時頃まで約20分間隔で運転する。新宿と、京王八王子と高尾山口を結ぶ「準特急」は「特急」となり、現行通り約10分間隔で運転する。
また、平日早朝の上りに「橋本始発」と「京王多摩センター始発」の「特急」を、それぞれ1本新設する。現行の早朝準特も種別と運行時刻を一部変更する。
新宿発着の最終列車時刻を行き先に応じて、平日下りで7分から最大20分、平日上りで23分~26分繰り下げる。更に平日は、現行の新宿発「準特急」の最終列車発車時刻22時40分以降も、深夜0時台まで「特急」を運行する。
「通勤快速」を「区間急行」に名称変更し、通勤時間帯以外にも運行を拡大する。
このほか、井の頭線では、平日早朝の上り「急行」を2本新設するとともに、平日昼間(10時30分頃~17時頃)の列車を上下線ともに増発する。