アモイ大学、マレーシアに分校を開設へ 中国の大学で初めて

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中国・福建省のアモイ(厦門)大学は、セランゴール州セパンに海外キャンパスを開設する。中国の大学がマレーシアに分校を設立するのはこれが初めて。

ナジブ・ラザク首相が、アモイ大学の朱 崇実 学長との会談後に明らかにした。キャンパスはサラク・ティンギの敷地面積61ヘクタールの土地に建設される。2015年9月の開校を予定している。総工費は6億リンギで、4億リンギが第1期建設に充てられる。学部は▽電気バイオエンジニアリング及び化学エンジニアリング▽医学▽情報通信技術(ICT)▽ビジネス及び経済▽中国語及び中国文学——の5つ。講義は英語で行われる。開校時の生徒数は1万人で、教員数は700人となる予定だ。

ナジブ首相は、キャンパス設立は中国との関係に大きな意味をもたらすと強調。2月初旬にパハン州のクアンタン工業団地でキャンパス設立合意の締結式を行う予定を明らかにした。

アモイ大学は中国でトップ20に入る伝統校。中国政府が初めて国外へのキャンパス設立を認めた。

広瀬やよい

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