BMW「i」のEV、i3…二輪車用エンジン搭載を計画か

モータースポーツ/エンタメ 出版物
BMW i3 Concept
BMW i3 Concept 全 2 枚 拡大写真

BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」。そのiブランドの市販第一弾モデルとして開発中の『i3』について、興味深いレポートが紹介された。

これは1月21日、『オートモーティブニュース』が伝えたもの。米国で開催中のデトロイトモーターショー13の会場で、同メディアのインタビューに応じたBMWの研究開発部門のトップ、Herbert Diess氏は、「i3にモーターサイクル(二輪)用の2気筒エンジンを搭載する計画がある」と明かしたというのだ。

BMWといえば、四輪車だけでなく二輪車も手がけている。それだけに、バイク用エンジンの四輪車への応用の可能性はあるが、車両重量が重い四輪車に、二輪車用の2気筒エンジンが使えるのか。

そもそもi3は、ゼロエミッションのEVとして企画。同メディアによると、二輪車用の2気筒エンジンは、i3にオプションとして設定される「レンジエクステンダー」用エンジンになるという。

レンジエクステンダーとは、モーター走行を基本に、バッテリー残量が少なくなった時にエンジンを始動させ、航続距離を伸ばそうというもの。つまり、BMWが考えている二輪車用エンジンは、車両を直接駆動するのではなく、モーターやバッテリーに電力を送る発電目的で採用されることになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る