デルタ航空、スマートフォン向けアプリ「フライ・デルタ」のiPad版を導入

航空 企業動向

デルタ航空は、スマートフォン向けアプリケーションFly Delta(フライ・デルタ)のiPad版を導入したと発表した。

新アプリは、昨年9月のセルフチェックイン機の刷新、11月のウェブサイト刷新に続く、オンラインとデジタル環境の整備によるカスタマー・エクスペリエンスの改善を目指す総額1億4000万ドルを投資するプロジェクトの一環。

iPad向けのFly Deltaアプリは「グラスボトムジェット」機能を搭載した。現在は米国内線だけだが、800機以上に搭載された機内Wi-Fiを利用してインターネットに接続することで、地図やソーシャルネットワーク、インターネットコンテンツなど、フライト中でも最新情報を閲覧することができる。

また、フライトを予約できるトラベルプラン機能や、旅先の情報、チェックイン、インタラクティブマップ機能のほか、旅行中の次のステップを案内する「ワッツ・ネクスト(What’s Next)機能」も搭載する。

ウェブサイトdelta.comもリニューアルする。新たに「マイ・デルタ」セクションを設けて、乗客個人の旅程、口座の詳細、座席位置などの登録、支払い情報などを集約した。自分用にカスタマイズした情報にすぐにアクセスすることができ、希望に応じた旅のプランを立てやすくした。

「旅程」セクションでは、デルタ航空便だけでなく、レンタカー、ホテル、機内や空港での付帯サービスを追加できる「トラベルエクストラ」、渡航先の天候情報、や旅行に関するお知らせなどを一箇所で閲覧できる。追加した「マイ・ウォレット」機能では、ウェブサイトdelta.com上で購入した航空券やサービスの支払い情報、デジタルレシートを一括管理する。

今後予定しているウェブサイトのアップグレードには、フライトの通知サービスやフライト検索結果表示の改善、表示情報の拡張、過去の旅行記録に基づくパーソナライゼーション機能を拡大していく。長期的には、ウェブサイトとモバイルを含むデジタルチャネルは、個々の利用者の利用実績や好みに応じて、より適した情報を提供できるよう進化させる。

同社ではiPad版アプリの導入にあわせて、iPhone用のFly Deltaアプリケーションもリニューアル、航空券を予約する機能や、PassbookとiPhone5機能を統合した。

アンドロイド版のFly Deltaのアップグレードは2013年上半期に導入する予定。

《レスポンス編集部》

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