【キャデラック ATS 発表】ドイツ車と同じ土俵で戦うために

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キャデラック・ATS
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ゼネラルモーターズ・ジャパンは、3月より新型ラグジュアリースポーツセダン『ATS』の導入を開始する。

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同社試乗会において、ゼネラルモーターズ・ジャパンコミュニケーションズ/R&Dサイエンスオフィスディレクターのジョージ・ハンセンさんによると、今回導入したATSのセグメントがラグジュアリー系では最大のボリュームゾーンだという。「このセグメントで多くを占めているのはドイツ車で、メルセデス・ベンツ『Cクラス』やBMW『3シリーズ』、アウディ『A4』が中心。特に3シリーズが非常に強い存在です」と話す。

この大きなセグメントへの参戦のために、「最低限3シリーズに匹敵するレベルのクルマを出さなければなりませんでした」と競合モデルがBMW3シリーズであることを述べる。具体的には、「エンジンやシャシーなど、パフォーマンス的に競争できるものとしました」と、今回のコンセプトのひとつがパフォーマンスであるとした。

また、「デザインコンシャスというのも大きなポイントです」とハンセンさん。「我々が思っているのはデザインを一目見ていいなと思ってもらい、このセグメントではドイツ車が非常に強いので、たまには違うのもいいかなというユーザーに乗ってもらえたら」と期待を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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