京急川崎駅周辺で一方通行の自転車道整備と駅周辺の自転車押し歩きを決定

鉄道 企業動向

川崎市と神奈川県警は、京急川崎駅周辺の通行環境改善に向け、一方通行の自転車道の整備、駅周辺の自転車押し歩きを推進すると発表した。

市と県警は2012年11月14日から27日までの間、一方通行の自転車道の設置や自転車押し歩きの推進に関する社会実験を実施し、アンケートも行った。

実験では自転車利用者の9割以上が一方通行を利用し、道路利用者の8割以上が自転車道の整備に賛成した。ただ、自転車の押し歩きの遵守率は1割と低い水準だったが、アンケートでは、歩行者・自転車利用者の7割が自転車押し歩きに賛成している。

施策の有効性や問題点を検証した結果、一方通行の自転車道の有効性が確認され、整備の必要性についても多くの賛成が得られたことから、川崎市は「通行環境改善計画」を策定した。

計画では、県道川崎府中アンダーパス部の車線を4車線から2車線に削減し、車道の両側に自転車道を整備した上で、この自転車道は一方通行規制を実施する。

また、京急川崎駅周辺で、歩行者の安全な通行空間を確保するため、歩道を拡幅して通行空間を拡大するとともに、自転車の押し歩きスペースを明示する。

更に関係機関と連携し、自転車走行ルールの周知やマナー意識の向上など啓発活動を幅広く展開する。市は、利用者にわかりやすいサイン、路面標示などの環境整備も実施する。

《レスポンス編集部》

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