キャセイパシフィック航空傘下の香港ドラゴン航空は、新ビジネスクラスおよび新エコノミークラスの導入、新開発のエンターテイメントシステム「StudioKA」の採用など、機内全面改装の概要を発表した。
新ビジネスクラスでは、シートピッチをワイドボディ機では45インチから47インチに、ナローボディ機では42インチから45インチに拡大。また、乗客の快適性を向上させるためリクライニング角度を広げるとともに、レッグレストを大型化、ゆりかご状の可動方式を採用している。
新エコノミークラスは、居住空間を広げるとともに、収納スペースも拡大。新座席ではゆりかごに包まれるようなクレードル構造を採用し、リクライニングポジションでのリラックス感も増した。
両クラスには、解像度の高いタッチパネルのワイドスクリーンとオン・デマンド機能を備えたエンターテイメントシステム「StudioKA」も採用。新ビジネスクラスには12.1インチ、新エコノミークラスには9インチのワイドスクリーンが各座席に配備されている。オーディオとビデオのエンターテイメント・ライブラリーを備えたビデオ・オン・デマンドによる機内エンターテイメントサービスが搭載されるのは、香港ドラゴン航空では初めて。