ペトロナスと独エボニック、特殊化学品の開発で提携

エマージング・マーケット 東南アジア
ペトロナスと独エボニック、特殊化学品の開発で提携
ペトロナスと独エボニック、特殊化学品の開発で提携 全 1 枚 拡大写真

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)とドイツ系エボニック・インダストリーズは16日、特殊化学品の生産施設の共同開発に関する基本合意書(LOI)に調印した。

生産施設はジョホール州ペンゲランにおける石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)プロジェクト内に建設される。施設では過酸化水素やイソブチレン直接酸化法(C4法)を用いたモノマーの生産およびオキソ製品の生産を行う。ペトロナスとエボニックは共同で施設を開発、建設、運営、所有する。

両社が23日に出した共同声明によると、生産施設の年間生産能力は過酸化水素25万トン、イソノナノール(INA)22万トン、1-ブテン11万トンとなっている。2016年に稼動を開始する予定だ。

エボニックは過酸化水素やC4ベースの製品の世界最大規模の生産業者で欧州や北南米、ニュージーランド、アジア、南アフリカ、インドネシアに生産施設を所有している。生産された特殊化学品はフィルムや壁紙、床、ケーブルなどに使われている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  7. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  8. アウディ『Q3』新型、先進ライト技術と電動化で進化…PHEVのEV航続は119kmに
  9. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  10. 日産 リーフ 新型のバッテリーは52kWhと75kWh
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る