日産自動車が発表した2012年12月の国内生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比13.6%減の34万3253台となり、4か月連続の前年割れとなった。
海外生産は、同9.8%減の25万5626台。反日感情の高まっている中国では、32.5%の減少となった。国内生産は、主に昨年の震災後の増産の反動による台数減により、同23.3%減の8万7627台と前年実績を下回った。
グローバル販売は、同8.6%減の39万9828台と前年実績を下回った。
国内販売は、同13.6%減の3万9038台。『ノート』などの新型車以外のモデルが台数減となった。
海外販売は同8.0%減の36万0790台と前年実績を下回った。中国での販売は、同24.0%減の9万0425台と大きく落ち込んだ。
輸出は、同16.8%減の6万5730台と前年同月を大きく下回った。主力の北米向けが同20.7%減の4万1817台と不振だった。