えちぜん鉄道、7年ぶりの新規車両が2月デビュー

鉄道 企業動向
2月から運転を開始する、えちぜん鉄道の7000形
2月から運転を開始する、えちぜん鉄道の7000形 全 2 枚 拡大写真

国土交通省中部運輸局はこのほど、2月以降に導入される管内の新規車両を発表した。福井県のえちぜん鉄道では、7年ぶりの新規導入車両となる7000形が営業運転を開始する。

7000形は、2012年3月までJR東海の飯田線で使われていた119系電車をえちぜん鉄道が譲り受けて改造した。主電動機を直流モーターから交流モーターに、制御方式を抵抗制御からVVVFインバーターにそれぞれ変更し、回生・発電ブレーキ併用システムも導入した。また、前部標識灯や後部標識灯、客室灯、行先表示灯にLEDを採用し、メンテナンスコストや消費電力の削減を図る。

えちぜん鉄道は2003年、京福電気鉄道福井支社(京福福井)が運営していた鉄道路線を引き継いだ福井県の第三セクター鉄道。京福福井から引き継いだ車両と、経営移管後に導入した車両が運用されているが、京福福井から引き継いだ車両の老朽化に伴い7000形を導入することになった。今年度末までに2両編成3本を導入する計画で、このうち1本が2月から営業運転を開始する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る