トヨタ自動車は1月31日、『ポルテ』『スペイド』など計9車種のブレーキアクチュエータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2013年1月8日~22日に製作された約2500台だが、当該ブレーキアクチュエータが組み付けられた車両は最大で565台。
ブレーキアクチュエータに誤ったシールリングが組み付けられたため、シール部からブレーキアクチュエータ内にブレーキ液が漏れてブレーキ警告灯が点灯するとともに、制動力が低下するおそれがある。
全車両、ブレーキアクチュエータの製造番号を確認し、該当するものは良品に交換するとともに、ブレーキアクチュエータのコネクタ部を点検し、ブレーキ液の付着が認められた場合は、電気配線を新品と交換する。
不具合発生件数は1件で、仕入れ先からの情報でわかった。事故は起きていない。