フォードのハイブリッド、トヨタの市場シェアを侵食…米国

エコカー ハイブリッド
フォード フュージョンハイブリッド(デトロイトモーターショー12)
フォード フュージョンハイブリッド(デトロイトモーターショー12) 全 2 枚 拡大写真
米国の自動車大手、フォードモーターは1月30日、2012年12月の米国新車販売において、ハイブリッド車の市場シェアを拡大したことを明らかにした。

同社はここ数年、米国市場で環境対応車のラインナップを強化。現在、ミドルセダンの『フュージョン』と、MPVの『C-MAX』にハイブリッドを設定している。

フォードモーターの調べによると、2011年12月の同社の米国ハイブリッド車における市場シェアは、前年同月比でおよそ9%アップ。その一方、競合するトヨタが8%、シェアを減らしたという。

例えば2012年12月、フォード『フュージョンハイブリッド』は、月販新記録の3244台を販売。2013年1月には、過去最高の5500台の販売が見込めるとしている。フュージョンハイブリッドの顧客の多くが、トヨタ『カムリハイブリッド』と比較した上で、購入しているとのこと。

フォードモーターのグローバル中小型車マーケティング担当、アミー・マレンティック氏は、「我々はハイブリッド市場に多くの新しい顧客を呼び込んでいる。その多くが、トヨタを選択しなかった」とコメントしている。

《森脇稔》

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