ドイツの自動車大手、ダイムラー。同社の商用車部門が、北米の工場で、従業員を一時帰休させる計画であることが分かった。
これは1月31日、米国ノースカロライナ州の当局が明らかにしたもの。それによると、ダイムラーの同州シャーロットの3か所のトラック組み立て工場や部品工場において、合計1200名の従業員を一時帰休(レイオフ)すると告げられている。
ダイムラーはノースカロライナ州シャーロットにおいて、傘下の「フレートライナー」ブランドの大型トラックを組み立て。その関連部品も生産中だ。
現時点では一時帰休の開始時期について、公表されていない。ただし、今春をメドに行われると見られている。
また、ダイムラーの商用車部門に関しては、欧州の信用不安の影響を受けて、ドイツでも人員削減を計画していると伝えられる。米国とドイツを合わせて、合計2100名規模になるもようだ。