三菱自動車、通期営業利益見通しを640億円に下方修正

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車・青砥修一常務(参考画像)
三菱自動車・青砥修一常務(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業は2月5日に第3四半期決算を発表するとともに、2013年3月期の連結営業利益予想を従来比160億円少ない640億円(前期比0.5%増)に下方修正した。

前回予想に比べ、円高の修正に伴う利益好転を80億円見込んでいるものの、国内外での販売減やリコール関係費用の増加により、前回予想の800億円から160億円減額した。

青砥修一常務はリコール関係費用について12年12月から実施している軽自動車のオイルシールの案件以外でも「国土交通省や外部識者の指導を受け、スピード感をもって取り組みたい」とし、今後新たな案件が出る見通しを示した。リコール関係費は前回予想時より営業損益段階で150億円積み増している。

一方で、営業外損益では円安による為替効果などを見込み、純利益は130億円(前期比45.7%減)と、前回予想を据え置いた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
  4. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
  5. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る