タカラトミーは、旭川冬まつり実行委員会が製作を進めてきた、変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」の大雪像「トランスフォーマー More Than Meets The Eye」が完成したと発表した。
「第54回旭川冬まつり」(入場無料)の会場で、2月6日~2月11日まで一般公開する。
「旭川冬まつり」最大の見どころである大雪像は、骨組みを一切使わず、雪のみで作られることが特長。トランスフォーマーは、昨年に引き続いてモチーフに選ばれた。タイトルの「More Than Meets The Eye」は「トランスフォーマー」を表すキャッチフレーズの一つで、「見た目以上のもの」の意味があるほか、展望テラスや、氷のすべり台など、「登って、遊べる」体感型の大雪像であることを表現した。
大雪像のデザイン・設計は、陸上自衛隊第2師団第2特科連隊本部中隊・高橋昭氏、監修はタカラトミーが担当した。製作は1月4日から、陸上自衛隊第2師団の隊員から成る「製作協力隊」が担当、1日当たり約250人で、約1カ月をかけて完成した。
今年の大雪像は、アニメ「超ロボット生命体トランスフォーマー・プライム」の主人公「オプティマスプライム」がリーダーの証「マトリクス」を構えている姿で、正面下部には、同アニメの主要キャラクター「バンブルビー」、「バルクヘッド」、「ラチェット」、「アーシー」の躍動感あふれる姿が彫りこまれている。
高さ約10mの場所には展望テラスを設置し、今年はその上、高さ約14mにある「オプティマスプライム」の顔近くにまで登ることができるスロープを設置した。雪像に上がって会場を一望し、その壮大さを体感することができる。
また、展望台付近には、雪と氷のすべり台「ぶんぶんスライダー」を2本設置した。全長約100mの直線コースと約70mの曲線カーブの2種類。
「旭川冬まつり」では、大雪像のほかにも、初代「コンボイ」など「トランスフォーマー」のキャラクターが様々な雪像に変身して潜んでいるほか、休憩所「ほっ。とラウンジ」では「トランスフォーマーミュージアム」と称して、歴代のトランスフォーマー玩具やトランスフォーマーのパッケージイラストの展示、アニメ「超ロボット生命体トランスフォーマー・プライム」の放映、実際に手にとって遊べるコーナーも設置する。