マツダ山内社長、SKYACTIV搭載車が収益拡大に貢献
自動車 ビジネス
企業動向

第4四半期の為替レートは1ドル85円を前提にしており、通期では同81円となる。円高の修正が従来予想比で営業利益を184億円改善させる。純利益は従来比160億円増額の260億円(前期は1077億円の赤字)に修正した。いずれの利益段階も5期ぶりに黒字転換する。
東京で会見した山内孝社長は、「CX-5など、円高化でも利益を創出するSKYACTIV技術の搭載車が収益拡大に大きく貢献してきた。同技術の展開など構造改革プランも着実に進捗している」と評価した。
第3四半期までの累計の連結業績は、営業利益が196億円(前年同期は542億円の赤字)、純利益が255億円(同1128億円の赤字)と、大幅な改善となった。
《池原照雄》