マツダ山内社長、SKYACTIV搭載車が収益拡大に貢献

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SKYACTIV-D(スカイアクティブディー)
SKYACTIV-D(スカイアクティブディー) 全 5 枚 拡大写真

マツダは2月6日に2013年3月期の第3四半期決算を発表するとともに、通期の業績予想を上方修正した。連結営業利益は従来比で200億円増額の450億円(前期は387億円の赤字)とした。

第4四半期の為替レートは1ドル85円を前提にしており、通期では同81円となる。円高の修正が従来予想比で営業利益を184億円改善させる。純利益は従来比160億円増額の260億円(前期は1077億円の赤字)に修正した。いずれの利益段階も5期ぶりに黒字転換する。

東京で会見した山内孝社長は、「CX-5など、円高化でも利益を創出するSKYACTIV技術の搭載車が収益拡大に大きく貢献してきた。同技術の展開など構造改革プランも着実に進捗している」と評価した。

第3四半期までの累計の連結業績は、営業利益が196億円(前年同期は542億円の赤字)、純利益が255億円(同1128億円の赤字)と、大幅な改善となった。

《池原照雄》

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