【アジア】米不動産仲介大手CBリチャードエリスによると、ミャンマー最大の都市ヤンゴンのオフィス賃料は2012年に30%上昇し、1平方メートル当たり2100バーツとなった。バンコクのオフィス賃料は9%上昇し、過去最高の1平方メートル当たり月815バーツとなったが、依然として、アジア太平洋地域の主要都市の中で最低の水準。バンコクのオフィスの総面積は810万平方メートルで、入居率は88%だった。
アジア太平洋地域の主要都市でオフィス賃料が最も高かったのは香港中心部で1平方メートル当たり月6650バーツ(前年比17%低下)だった。東京の丸の内、大手町は5326バーツ(同1%低下)、北京中心部は4994バーツ(同9%上昇)、ムンバイのバンダラクルラコンプレックスは3299バーツ(同11%低下)、上海浦東は3142バーツ(同21%上昇)、シンガポールは2826バーツ(同13%低下)、ソウル中心部は2465バーツ(同7%上昇)だった。台北は1851バーツ(同3%上昇)、ホーチミンシティは1685バーツ(同9%低下)、ジャカルタは1441バーツ(同20%上昇)、ハノイは1423バーツ(同4%低下)、クアラルンプールは1271バーツ(同4%上昇)、マニラは876バーツ(同14%上昇)――。