スズキ鈴木副社長、中国新工場「本当に稼働させる必要があるか見極めたい」

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スズキ・鈴木俊宏副社長
スズキ・鈴木俊宏副社長 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木俊宏副社長は2月7日に都内で開いた決算会見で、中国・重慶市に建設中の四輪車工場に関し「需要の回復等みながら、本当に稼働させる必要があるのか見極めたい」との考えを示した。

同工場は、現地合弁会社である重慶長安鈴木の第2工場として2012年4月に着工、当初は2013年12月から稼働を計画していた。しかし整地作業の遅れから、昨年11月の時点で稼働開始時期が遅れるとの見通しを示していた。それに加えて今回は、尖閣諸島問題などで販売が落ち込んでいることから、さらに先送りされることになりそうだ。

また鈴木副社長は「中国については今後大きな投資は今のところ考えていない」とも述べた。ただ第2工場については「基本的に投資すべきものはしたので、順次設備は導入される。しかし造ってしまったから動かすということではなくて、需要の動向をみながら一部稼働させる部分もあるかもしれないし、それは動向を見ながら判断していきたい」と語った。

《小松哲也》

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