日産西川副社長、中国乗用車販売は13年度後半に100万台ペースに

自動車 ビジネス 企業動向
日産 北京(イメージ)
日産 北京(イメージ) 全 4 枚 拡大写真

日産自動車の海外事業などを担当する西川広人副社長は2月8日の決算発表会見で、中国事業の立て直しについて、早期に2011年度レベルを上回るよう取り組む考えを表明した。

日産の中国での販売は、主力の乗用車のみで見ると11年度は80万台であり、今年度は100万台とする方針だった。しかし、昨年秋からの日中関係の悪化で、今年度は77万台レベルの見込みとなった。西川副社長はこれを、「早めに年90万台ペースに乗せ、13年度後半には100万台ペースにしたい」と語った。

日産は中国での日中関係悪化後に、顧客への車両保証の充実などを図る一方、在庫の圧縮にも努めてきた。一時2か月分を超えていた在庫は「すでに1.1か月程度と正常化」(西川副社長)しており、販売回復の環境が整ってきたという。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る