【ランボルギーニ ガヤルドLP 560-4 スパイダー試乗】スーパーカーの夢を裏切らない…諸星陽一

試乗記 輸入車
【ランボルギーニ ガヤルドLP 560-4 スパイダー試乗】スーパーカーの夢を裏切らない…諸星陽一
【ランボルギーニ ガヤルドLP 560-4 スパイダー試乗】スーパーカーの夢を裏切らない…諸星陽一 全 12 枚 拡大写真

1970年代中盤のスーパーカーブームにどっぷりとつかった私にとって、ランボルギーニというビッグネームは何物にも代えがたい存在だ。この仕事をするようになってからも、その気持ちは変わることなく、ランボルギーニという名前を聞いただけで浮き足立ってしまう。

【画像全12枚】

さて、今回試乗することになったランボルギーニは、『ガヤルド』の「LP560-4スパイダー」。ガヤルドはV10エンジンを積み、標準的なヒンジドアを持つモデルでいわゆるベビーランボと言われるモデル。デビューから10年になろうとしているが、存在感の高さは薄れていない。試乗車は最新型で、昨年モデルにくらべてエンジンの最高出力が40馬力アップされている。

もちろんコクピットはタイトで、乗り降りもけっこうつらい。でもそれはランボルギーニなら当たり前のことで、気にしてはいけない。

エンジンを始動しステアリングコラム右側のシフトレバーを引くと、ギヤが1速にシフトされる。あとはアクセルを踏んでいけば、自動的にクラッチがつながり発進できる。この一連の作業はじつにイージー。低い目線とともに限られた視界が、若干運転を難しくしているが、それ以外はとくに難しいことはない。

ものすごくトルク感にあふれるエンジンだけに1速のままで何かをしようという気には到底なれない。パドルを引き2速、3速とシフトアップ、そこから一気にアクセルペダルを踏み込んだ。560馬力のエンジンが吠えると同時に、怒濤の加速が始まる。まさに異次元を体験できる瞬間だ。

最新型はシフトスピードが40%向上されているとのことなので、アップダウンを繰り返して見る。たしかに以前のモデルと比べて、スパッスパッと切り替わっていく。なによりも気持ちのいいのは、シフトダウン。エンジンの回転数を合わせるために、クルマ側が自動でブリッピングを行うのだが、そのときのエンジン音とピシッと決まるシフトダウンはなんともいえない。

素晴らしい性能の2ペダルMTはATモードも備えているが、これはけっこう残念なフィーリング。自動変速のタイミングがどうしてもしっくりこない。まあ、クラッチペダルがないのだから、自分でシフトすることを基本にするべきクルマなのだろう。ちなみにガヤルドの2ペダル仕様にはセレクトレバーはない。バックするときはインパネ左側にある“R”のボタンを押すという方式だ。

価格は2700万円強。ふぅぅ、である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  2. 英国製アナログスーパーカー、Nichols『N1A』生産開始--700馬力V8で車重900kg以下
  3. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
  4. 斬新すぎるホンダの電動二輪『EV アウトライヤー・コンセプト』が世界的デザイン賞に
  5. 日産公認「SKYLINE GT-R (R34) Tシャツ」、予約販売開始…ディテールをコラージュ風に配置
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る