豊田通商とアツミテック、ロシアで自動車用トランスミッション・シフターシステムを生産

自動車 ビジネス 海外マーケット
アツミテック(参考画像)
アツミテック(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

豊田通商とアツミテックは、ロシアで自動車用AT/MTシフターシステムの製造・販売事業に参画すると発表した。

ロシアは、石油やガスなど資源に依存した経済体制からの脱却を目指し、政府主導による自動車、先端技術分野などへの外資誘致による産業構造改革を推進している。特に自動車生産においては、2010年の140万台/年から2020年には約400万台/年と、大幅な拡大が見込まれており、ロシア国内でも経済・雇用における重要産業と位置づけられている。

豊田通商とアツミテックは、今後も需要拡大が見込まれるロシア市場での事業拡大を目的に、2013年1月17日に、ロシア2大自動車産業地域の1つであるサマーラ州トリヤッチ市に両社の合弁会社「Atsumitec Toyota Tsusho Rus LLC(ATTR)」を設立。2014年よりAT/MTシフターシステムの現地生産、販売を開始し、ロシア最大の自動車メーカーであるアフトワズ社へ販売する予定。将来的にはロシア国内に製造拠点を持つ他の自動車メーカーへも販路を広げ、売上高として初年度に約2億円、2016年には約15億円を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る