トルコの茶畑を訪ねて (9) イスタンブール アジア側ハレムカラジュも

エマージング・マーケット 中東・アフリカ
トルコの茶畑を訪ねて (9) イスタンブール アジア側ハレムカラジュも
トルコの茶畑を訪ねて (9) イスタンブール アジア側ハレムカラジュも 全 7 枚 拡大写真

ハレムカラジュ

アヤソフィアから海へ向かって歩いて行く。昨日使ったトラムに沿って歩くと迷わない。途中で携帯のシムカードに料金を追加。携帯屋に入ったが、ネットカフェに連れて行かれ、無事入金。面白いし、皆親切だ。

ヨーロッパ側の港へ到着。ここからアジア側へ渡る。ハレムカラジュが目的地だ。何故ハレムカラジュか、それは「深夜特急」で沢木耕太郎がこのフェリーに乗ったから。そして美味そうにサバサンドを食べていたからだ。フェリー代は3リラ。

結構大きな船。車も運ぶようだ。2階へ上がり、キョロキョロすると、売店があったが、残念ながらサバサンドは売っていない。仕方なくパンとチャイを注文。潮風に吹かれながら気分を出そうとしたが、ちょっと違ったかな。

対岸まで15分程度だが、ボスポラス海峡の雄大な景色、きれいな風景が見られて満足。これでようやくアジアが少しは味わえるかと思ったが、うーん。対岸、アジア側もアジアとは名ばかりで、やはりヨーロッパの雰囲気。ターミナルから高台へ上がってみたが、石畳の街並みはヨーロッパ。そして何故か、アコーディオン弾きが登場し、誰もいない住宅街で悲しい音色を響かせる。

ターミナルへ戻り、バスのチケット売り場を覗く。当然ここからバスに乗ってみたくなる。沢木はアンカラからここへバスで辿り着いたのだ。バス会社は沢山あったが、「カッパドキ」行きを見付けるのに苦労した。チケットは65リラ。明日夜9時にここに来い、ここから別のバスターミナルへ行き10時過ぎに出発、翌朝8時カッパドキア着だ、と乱暴にわれるが、言葉があまり通じないので取り敢えず押されて買う。後にホテルで聞くと、ホテルで買えばホテルまで迎えに来てくれたのに、と残念そうに言うが仕方がない。

そして特にすることも無くなり、ハレムカラジュを離れる。元来たフェリーで戻る。何となく寂しいアジア散歩となる。

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  6. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  7. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  8. 幻の1億円超えアメリカンスーパーカー、ついに復活!? クライスラー『ME4-12』発売の噂
  9. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  10. レクサス『RZ』に新バッテリー搭載で改良、充電時間短縮と「航続95km延長」実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る