横浜ゴム、シンガポールに工業品の販売会社を設立…海外3拠点目

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横浜ゴムは今年4月、アジア・オセアニアにおける工業品の販売会社として「Yokohama Industrial Products Asia-Pacific(YIP-AP)」をシンガポールに設立すると発表した。

同社は、好況が続く東南アジア、南アジア、オーストラリア市場で、コンベヤベルトやマリンホース、防舷材、高圧ホース、シーリング材など工業品全般の販売増を目指す。設立初年度は年間売上高1900万米ドル(約17億7800万円)、2017年度までに7400万米ドル(約69億2600万円)まで拡大させる計画。なお、資本金は全額横浜ゴム出資の100万米ドル(約9400万円)、設立時の従業員は6人を予定している。

今回の新会社設立は、市場に密着したきめ細かい営業活動、技術サポートを実現し、プレゼンスを高めることが狙い。そのためアジア・オセアニア各国へのアクセスが良く、事業インフラが整備されているシンガポールを選定した。

横浜ゴムは2009年4月にドイツにヨコハマ工業品ヨーロッパ、2011年5月に中国に上海優科豪馬橡膠製品商貿有限会社を設立しており、海外での工業品販売会社の設立は3社目となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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