国民車メーカー、プロトンの生みの親であるマハティール・モハマド元首相は、国営通信「ベルナマ」のインタビューに応じ、プロトンの再建計画が3月にも発表される見通しであることを明らかにした。
品質向上によりこれまでのネガティブなイメージを払拭するのが主眼となるという。
現在はプロトンのアドバイザーを務めるマハティール氏は、再建計画が短期的、中期的なプランからなるとした上で、年々飽和状態に近づきつつある国内市場の現状を鑑みて、海外市場にもう少し目を向けたものになると説明。品質向上を進めれば価格上昇につながるが、すでに多くの国内市場シェアを獲得している外国メーカーと競争していくためには国際的な競争力を有する自動車を生産しなければならず、プロトンが現在そうした重要な局面に立っていると述べた。