日立、災害現場で復旧・救助を支援する調査モニタリングシステムを開発

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操作コンソール画面(日立のモニタリングシステム)
操作コンソール画面(日立のモニタリングシステム) 全 4 枚 拡大写真

日立製作所は、災害現場などすぐに人が立ち入ることが出来ない環境下において、現場の状況を把握し、その後の復旧や救助を迅速に進められるためのシステム「調査モニタリングシステム」を開発した。

同システムは、現場の図面など二次元マップの情報をもとに、VHF(Very High Frequency)帯の無線を利用して遠隔操作する3台のロボットにより得た現場の各種センサ情報を、「空間台帳」のデータに対し更新することで、災害現場の状態マップを作成。これにより、災害現場の状況が詳細に把握できるほか、その後の復旧に向けた作業計画の作成やロボットによる復旧作業の実現などに活用できるという。

同社は今後、関係機関や電力会社などと協力して実証試験の実施を提案するため、運転操作員の訓練などを進める。

《村尾純司@DAYS》

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