1月の86 と BRZ の米国販売…サイオンは 86 効果で38%の大幅増

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トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S
トヨタ86の北米仕様、サイオンFR-S 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車とスバル(富士重工)の新型FRスポーツカー、『86』と『BRZ』。米国市場に2012年5月下旬、投入された両車について、2013年1月の販売結果がまとまった。

これは、両社の米国法人が明らかにしたもの。86は、米国ではサイオン『FR-S』として、2012年5月に納車がスタート。一方、BRZも2012年5月から、米国でのデリバリーが始まっている。

まずはBRZだが、2013年1月の販売台数は463台。BRZのこれまでの米国販売は、2012年6月818台、7月498台、8月623台、9月508台、10月402台、11月527台、12月497台。BRZの米国販売は上昇と下降を繰り返している。2012年5月から2013年1月累計では、4607台を売り上げた。

ちなみに、同じ日本車のスポーツカーとして、競合するマツダ『MX-5ミアータ』(日本名:『ロードスター』)は1月、315台を販売。前年同月比は2.9%増と堅調。

スバルオブアメリカのビル・サイファース営業担当副社長は、「顧客はバリュー、安全性、パフォーマンスを重視。スバル車にはこれがそろう」とコメント。

一方、サイオンFR-Sの2013年1月実績は1443台。同車の販売は、2012年6月の2684台をピークに、7月1649台、8月1913台、9月1133台、10月1107台、11月1350台、12月1495台と、スバルBRZ同様、上下の動きを繰り返す。

なおサイオンFR-Sは、2012年5月から2013年1月累計で1万2860台を販売。サイオンブランドの1月実績は、FR-S効果で前年同月比38.4%と大きく伸びた。

《森脇稔》

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