三菱電機がタイ技能開発局にPLC寄贈、シーケンス技能検定のタイ導入で支援も

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ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目)
ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目) 全 1 枚 拡大写真

【タイ】三菱電機のタイ法人、三菱電機オートメーションタイランドがタイ労働省技能開発局(DSD)に三菱電機製の電気制御装置(PLC、シーケンサ)を寄贈した。4回目となる今年はよりハイスペックな機種のシーケンサQシリーズを寄贈、15日にDSDで式典が催された。東部ラヨン県や北部ラムプン県のDSD職業訓練センターで使用される。三菱電機オートメーションタイランドのソムチン・リーラケット副社長は、「シーケンサの寄贈を、タイの製造業の発展、国際的な競争力の促進、さらなる投資の呼び込みにつなげたい」と抱負を述べた。

 三菱電機オートメーションタイランドはまた、FA事業を通じてタイの経済発展に寄与するため、日本がODA事業の一環として実施している技能評価システム移転促進事業に協力。中央職業能力開発協会(JAVADA)が進めているシーケンス技能検定の導入では、今年1月にタイでのトライアル試験を成功させている。実現に向けて今後、ハードおよびソフトの両面で協力していきたいとしている。

写真:ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目)

《編集部》

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