ボルボ・カー・ジャパンは2月19日、新型ハッチバッグ『V40』を発売した。マーケティング部の若林敬市ディレクターは同日、都内で開いた発表会で「本格的にジャーマンのプレミアムブランドとガチンコでいくという決意」と語った。
若林氏は「輸入車の最大マーケットであるCセグメントに本格的に参入する。かつて『C30』が3ドアだったが、V40は5ドアで本格的にジャーマンのプレミアムブランドとガチンコでいくという決意。若い顧客層、そして新規の顧客層を開拓していく」と語った。
さらに「競合車は300万円台後半から400万円台に入っているので、十分戦略的な価格設定ができたと思っている」と強調した。
具体的には「エントリーグレード『T4』が269万円と、かなり戦略的につけたが、けして剥ぎ取りモデルではない。(自動ブレーキシステムの)シティ・セーフティを始め十分にラグジャリーな車に仕上がっている。さらに309万円のスタンダードモデルSEは8ウェイパワーシートなどを標準装備し、その上ナビゲーションパッケージ、レザーパッケージ(オプション)を追加しても350万円を切るという価格に設定した」と述べた。