航空機エンジン大手のスネクマ、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを採用

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ダッソー・システムズは、フランスのサフラングループで軍用機エンジン、民間航空機エンジンを製造するスネクマがエンジンプログラムに、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを採用したと発表した。

スネクマは、現在進行中の次世代エンジン開発での設計、エンジニアリング、製造に3Dエクスペリエンス・プラットフォームを活用する。

ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームの採用で、スネクマは製造部門間で情報交換を行うためのセキュリティを確保しながら協調的な業務環境を構築、エンジン部品の生産工程を改善する。メソッド担当部門の製造エンジニアは、デジタル情報を活用し、エンジンの各主要部品の製造に必要なプロセスやオペレーションを定義できるようになる。

スネクマでは、10のレガシー・システムを置き換え、すべてのエンジニアリングと製造分野のバックボーンに、3Dエクスペリエンス・プラットフォームを採用する。

ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームによってメソッド担当部門と設計部門は同じツール、プロセス、情報を共有できる。設計部門が変更を加えた場合、それをシステムに一度入力するだけで、生産部門のメンバーも瞬時に、安全に変更データにアクセスできる。

スネクマでは今後3年間、フランス国内の4つの拠点に3Dエクスペリエンス・プラットフォームを展開する予定。その後、メキシコや中国の拠点でも導入を進める。

《レスポンス編集部》

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