日本天文協議会は3月1日から4月30日まで、全国各地の公開天文台等と協力した参加型のウェブキャンペーン「パンスターズ彗星を見つけよう」を実施する。
パンスターズ彗星は、ハワイのパンスターズ1望遠鏡が発見した新彗星。3月10日に太陽に最も近づき、それ以降、日の入り後の西の空で見られるようになる。また3月下旬から4月上旬にかけては、日の入り後の西の空、日の出前の東の空と、1日に2回見ることができるようになる。
今回実施するキャンペーンは、キャンペーンサイトなどを参考に、パンスターズ彗星を探して、いつどこで、彗星が見えたか見えなかったかをフォームから報告するというもの。報告内容は、地図画面で表示され、他の参加者にとっての参考情報となる。
日本天文協議会はでは、普段、夜空を見上げることがない市民層や子どもたちに、実際の夜空でパンスターズ彗星を見つけてもらい、そのようすを観察したり写真に撮って投稿してもらうことで、天文・宇宙への興味・関心を広げてもらいたいとしている。