【ルノー カングークルール 限定発売】熟練した職人による手塗り

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ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのブレンフレデリックさん
ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのブレンフレデリックさん 全 6 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンから、『カングークルール』が発売された。3色合計で180台の限定モデルである。

今回で第4弾となるこの限定車シリーズは、フランス北部にあるカングー専用のモブージュ工場で生産された。工場全体では年間11万台のカングーが生産されており、そのうちの約半分が商用車だ。

ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのブレン・フレデリックさんによると、「年間約5万から5万5000台の商用車を生産していることから、様々なユーザーに対応しなければならないのです」とし、フランスでは日本のように商用車であれば白、というイメージが薄く、色々なカラーのオーダーが多いという。因みに、コーポレートカラーとして最低ロットで30台であれば手がける。

現在では250から260色ほどをモブージュ工場で手がけており、塗装することが出来る。ただし、その製造工程は通常とは若干異なっている。「塗る前までは錆止めなど全く同じ工程でラインを流れていますが、実際に色を塗る段階でいったんラインオフします。そこで熟練した職人により、ハンドスプレーで塗るのです。その後再びラインに戻り、そこからはまた通常通りボディの磨きや、検査工程などをこなしていくのです」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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