デイトナ500、トヨタ カムリ 一時はトップ6独占もトラブルに泣く

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新型車両となった“トヨタ カムリ”は一時トップ6を占める速さを見せた
新型車両となった“トヨタ カムリ”は一時トップ6を占める速さを見せた 全 2 枚 拡大写真

2月24日、米フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第1戦「Daytona 500」が開催された。

決勝には、カイル・ブッシュ、昨年ランキング2位のクリント・ボウヤー、マット・ケンゼス、マーク・マーティンなど11台のトヨタ『カムリ』が進んだ。

スタート直後は綺麗な2列の隊列が保たれていたが、その後は1列でのレース展開に。ブッシュが3位前後、ケンゼスがトップ10をキープした。

33周目に9台が絡む多重クラッシュが発生。トヨタ勢は巻き込まれることなく、イエローコーション下の好ピットにも助けられケンゼスが首位浮上。ボウヤー、ブッシュに続き、後方スタートとなったマーティン・トゥルークス・Jr.とデニー・ハムリンもトップ10圏内までポジションアップ。

70周目過ぎからはグリーンフラッグ下でのピット作業となったが、ここまで常にトップ5圏内にいたブッシュがピット作業時のトラブルにより30位以下まで大きく後退。一方でハムリンが素早いピット作業で首位に立ち、トゥルークス・Jr.とケンゼスが続き、トヨタ カムリが1-2-3体制となった。

ケンゼスとハムリンが順位を入れ換えながら首位を争う後方には、順位を取り戻したブッシュ、ボウヤー、マーティン、トゥルークス・Jr.が続き、一時はトヨタ カムリがトップ6を占める快走。

しかし、4度目のイエローコーションから再スタートが切られて間もない150周目、ケンゼスは異常振動に見舞われピットイン。翌周にはブッシュもピットへ向かい、2台共にレースを終えることとなった。

残り7周で発生したイエローコーションからの再スタートで、ハムリンとボウヤーはイン側の2、3番手スタートとなったが、再スタート後イン側隊列の速度が伸びず、ポジションダウン。

トヨタ勢はケンゼスが86周、ハムリンが33周にわたって首位走行の速さを見せたが結果には繋がらず、最後にベテランらしい強さを見せたマーティンが3位フィニッシュとなった。

次戦第2戦は3月3日、米アリゾナ州のフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。

《纐纈敏也@DAYS》

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