スズキ鈴木会長、TPPと軽は関係ない

自動車 ビジネス 海外マーケット
スズキ『スペーシア』発表 鈴木修会長(右)と本田治副社長
スズキ『スペーシア』発表 鈴木修会長(右)と本田治副社長 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は2月26日に東京で開いた『スペーシア』の発表会見で、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉で軽自動車の税制が米国業界の関心事となっている点について「TPPと軽の関係は全然ない」と語った。

米国の自動車メーカーは、日本がTPP交渉に参加することについて、すでに1年以上前から反対を表明してきた。その一方で、日本の自動車市場の”閉鎖性”のひとつとして、登録車より負担が少ない軽自動車税など軽の税制を挙げている。

鈴木会長は、TPP交渉の本筋となるべき自動車の関税は「アメリカ側は乗用車で2.5%などと残っているが、日本はゼロ」と強調。そのうえで、軽自動車の税制を参入障壁と指摘する米国メーカーの主張は「こじつけであり、何が何だかさっぱり分からない」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表
  3. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  4. 日産、追加の大リストラ策、2万人規模の人員削減検討[新聞ウォッチ]
  5. ダイハツ『ムーヴ』フルモデルチェンジを正式発表、初のスライドドア採用で6月登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る