ヒュンダイの米国主力セダン、ソナタ…ハイブリッドが進化

エコカー ハイブリッド
ヒュンダイ ソナタ ハイブリッドの2013年モデル
ヒュンダイ ソナタ ハイブリッドの2013年モデル 全 7 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは2月20日、『ソナタ ハイブリッド』の2013年モデルを発表した。

同車は、米国市場でトヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』などと競合するヒュンダイの中型セダン、『ソナタ』のハイブリッド版。2010年4月のニューヨークモーターショー10のデビューから3年を経た今回、初の大幅改良を受けている。

大幅改良のハイライトは、ハイブリッドシステムの進化。「ヒュンダイブルードライブ」と呼ばれるハイブリッドは、エンジンは引き続きアトキンソンサイクルの2.4リットル直列4気筒ガソリン。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は206psで、いっそうの高効率化も図られた。

またモーターは、最大出力を40psから48psへパワーアップ。二次電池のLG化学製のリチウムポリマーバッテリーも、出力を34kWから47kWへ引き上げると同時に、バッテリーの軽量化も果たす。

これにより、EVモードの走行性能が大きく向上。ヒュンダイによると、従来よりもEVモード走行の機会が増え、航続距離もアップ。結果的に、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、3‐6%伸びているという。EVモード時の最高速も、100km/hから120km/hに高められている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る