4日間飛び続けられる無人機、ファントム・アイが2回目の飛行テストを完了

航空 テクノロジー
ファントム・アイの飛行テスト
ファントム・アイの飛行テスト 全 6 枚 拡大写真

ボーイングは2月26日、液体水素を燃料とする無人飛行機の『ファントム・アイ』が、2度目となる飛行テストを2月25日に完了したことを発表した。

カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地内にあるNASAのドライデン・フライト・リサーチ・センターで行われたテストの間、ファントム・アイは8000フィート(約2438m)上空まで上昇し、62ノットのスピードを維持しながら66分間の飛行を行った。

ボーイングは1回目の飛行テストの後、航空機の着陸装置を含むソフトウェアとハードウェアのアップグレードを行い、今回のテストでは完璧な着陸に成功した。

ファントム・アイは液体水素を燃料として使用するため、その推進システムから輩出されるのは水だけ。環境に対する影響を考慮した無人飛行機で、この試験機は450ポンドの貨物を運び、6万5000フィート(1万9812m)の高度で最大4日間飛行できる性能を持つ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る