デルタ航空、ビジネスクラスにウェスティンホテルのヘブンリーベッド製品を導入

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デルタ航空、ビジネスクラスにウェスティンホテルのヘブンリーベッド製品を導入
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デルタ航空は機内での睡眠環境を向上させるため、ウェスティンホテルがデルタ航空専用に開発した「ヘブンリーベッド」製品を、長距離線最上位クラスであるビジネスクラス「ビジネスエリート」に今年6月から日本発着路線を含む国際線などに導入する。

ウェスティンヘブンリーインフライト寝具は、6月からアメリカ以外の路線と、ニューヨークとロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルを結ぶ大陸横断路線、およびアトランタとホノルルを結ぶ長距離国内線のビジネスリートに導入される。枕とコンフォーター(布団)が各座席に配置され、12時間以上のフライトではランバーピロー(腰を支える小さな枕)が追加される。

デルタ航空では同製品のほかにも、新サービスの導入を進めており、機内エンターテインメントシステムの音楽コンテンツに雑音軽減などの効果があるホワイトノイズ(白色雑音)のチャンネルを加えたほか、アメニティキットを刷新した。

また、完全に水平になるフルフラットベッドシートを増設し、睡眠環境の整備を進めている。すべての国際線のワイドボディ機材140機への導入を進めており、2013年、夏までには日本/アジアと米国本土を結ぶ全ての太平洋横断路線への導入を完了、2014年初頭には全140機への導入を完了する予定。また、3月から米国東海岸と西海岸を結ぶ大陸横断路線にフルフラットベッドシートを導入し、24か月以内に同路線用のボーイング757および767型機への導入を完了するとしている。

また、客室乗務員による機内サービスにも変更を加えていくとのこと。夜9時以降に出発する全ての国際線およびニューヨークJFK空港とロンドンヒースロー空港を結ぶ路線のビジネスエリートでは、通常より軽めの食事を一回で提供する「エクスプレスミール」を導入した。今後は10時間未満のフライトおよび大陸横断路線のビジネスエリートでも、同様の時間短縮メニューを提供する予定。また、時間帯に応じた機内照明の調整や、機内アナウンスを簡略化するなどの施策を進めているとしている。

《久保田雄城》

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