2月27日、東京ビッグサイトにおいて「スマートエネルギーWeek 2013」が開幕した。FC EXPO 2013では、最新のFCV(燃料電池車)やR&D技術が展示されている。
会場では、燃料電池自動車の試乗会が行われトヨタは『FCHV-adv』を用意。東京モーターショー11で出展されたトヨタのコンセプトカー『FCV-R』も展示された。
FCHV-advは70MPaの高圧水素タンクを搭載し、1回の水素充填で航続距離約830kmが可能だ。トヨタ『クルーガー』をベースにしたこの車両の重量は1880kg。エンジンルームには、パワーコントロールユニット、出力90kWのトヨタFCスタック、最高出力90kW(122PS)と最大トルク260Nm(26.5kgm)の電動モーターが搭載されている。後部には出力21kWのバッテリーと高圧水素タンクが配置されている。
FCV-Rはコンセプトモデルだが、2015年に市販が見込まれているセダン。FCHV-advの開発を通して得た技術を受け継ぐ。