富士通、自動車業界向け電子制御システム開発支援ソフトを販売開始

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実ファイルをベースとしたトレーサビリティ設定のイメージ
実ファイルをベースとしたトレーサビリティ設定のイメージ 全 2 枚 拡大写真

富士通は、自動車業界や精密機器・電機業界向けに電子制御システム開発を支援するソフトウェアパッケージ「PLEMIA M3/SQ-Tracer V2」を発売する。

新製品は、電子制御システム開発時の要求書・仕様書・テスト成績書などのトレーサビリティ設定を、これまでのドキュメント単位からより細かな要素単位で行うことが可能。世界初の「要求文書管理技術」により、要求文書(実ファイル)とトレーサビリティ情報(メタ情報)を、整合性を保ったまま管理することができ、実ファイルを更新するたびにトレーサビリティ情報を自動更新することができる。

また、ドラッグ&ドロップでの直感的な操作性を大幅に強化。車載制御システム向け機能安全規格「ISO26262」にも準拠している。

これらの機能により、仕様変更などに伴う影響調査業務をパッケージ導入前に比べ約50%削減。富士通は今後、同製品の中国語版の提供を行うとともに、関連製品との連携機能を拡充していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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