ボッシュ、イタリアの熱電併給分野サービスプロバイダーの買収を計画

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュ(イメージ)
ボッシュ(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

ボッシュ・グループは2月28日、イタリアを拠点としたエネルギーサービスプロバイダーであるAstrim Energia(Astrim社)の買収計画が整ったと発表した。

買収契約は、Astrim社の親会社との間ですでに締結され、買収価格は非公開とすることで両社の合意が成立しており、関係官庁による承認待ちの状態となっている。

Astrim社は、約130人の従業員を擁し、2011年の売上高は3100万ユーロを達成。顧客の長期プロジェクトのエネルギーテクノロジー関連システムの計画・実施・運用に重点を置いて事業を展開している。こうしたプロジェクトでは熱電併給テクノロジーが主体となっており、イタリアでは数少ない、買い上げに関して公的認可を取得している会社でもある。
また、同社は公的機関、製造会社、ホテル、病院、ショッピングモールをはじめとした75件の顧客と長期エネルギー効率契約を交わしている。

さらに、エネルギー・建築関連ソリューション事業を担っていく同社は、エネルギーコストを長期にわたり削減していくため、大型ビルの所有者向けに効率的なエネルギーの管理・供給に関する総合サービスを提供。このサービスは、既存のシステムに関する提言や最適化から、システム全体の構築・運用や熱ネットワークまで、さまざまな内容を網羅している。

今回の買収を通じて、同社はエネルギー効率サービスの国際市場への参入も果たすこととなる。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る