【スマートエネルギーWeek 2013】FC-R&D、マイクロ燃料電池システムを出展

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FC-R&Dブース
FC-R&Dブース 全 6 枚 拡大写真

小型燃料電池の開発販売を手がけるFC-R&Dは小型ロボットや電動カートなどにも搭載できるモバイル用マイクロ燃料電池システムを出展している。

FC-R&Dの中島宏社長によると「もとも大震災を受けて可搬型の電源が欲しいとか、無電源地域、2~3日分でいいから電源が欲しいという要望を受けて」モバイル用マイクロ燃料電池システムを開発したという。

というのも「従来ならそうした要望には蓄電池が使われていたが、2~3時間しかもたないとか、バッテリーが重いというデメリットがあった。しかい水素をエネルギーにすれば蓄電池の30倍くらいの密度があるので、軽くて長持ちする電源が造れる。CO2も出ないので非常にクリーンなエネルギーとして使える」と述べる。

FC-R&DのブースにはA4サイズの2回りほどの大きさのアタッシュケースに納められた出力100WタイプのものやA3サイズの300Wタイプのほか、水素発生装置なども展示されている。

今回ブース展示にはないが、FC-R&Dではマイクロ燃料電池システムを搭載した電動カートや人型2足歩行ロボットなども製作しており、「博物館などに納めている」という。

《小松哲也》

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