韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは3月1日、2月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、2月としては過去最高の5万2311台。前年同月比は2.3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、小型車の『エラントラ』が1万6219台を販売。前年同月比は17.4%増と、8か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。
一方、主力中型セダンの『ソナタ』は2月、1万6007台にとどまった。前年同月比は8.1%減と、2か月連続で前年実績を下回る。入門コンパクトカーの『アクセント』も、前年同月比18.2%減の4750台と、6か月連続の前年割れ。大型セダンの『アゼーラ』は新型投入により、前年実績の60倍の795台を登録する。
また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2517台を販売。前年同月比は0.2%増と2か月連続のプラスとなった。コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』は1905台にとどまり、前年同月比は41.2%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年同月比64%増の6339台と、6か月連続で増加。『ツーソン』は7.2%減の3444台と、2か月ぶりの前年実績割れだ。
ヒュンダイモーターの2013年1‐2月米国新車販売は、前年同期比2.3%増の9万6024台。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「スーパーボウルのCM攻勢で、ヒュンダイブランド、とくにサンタフェに対する関心が増した」とコメントしている。