2月のスズキの米国新車販売、27.3%の大幅減…在庫販売状態に

自動車 ビジネス 海外マーケット
スズキ・グランドビターラ(日本名:エスクード)
スズキ・グランドビターラ(日本名:エスクード) 全 1 枚 拡大写真

スズキの米国法人、アメリカンスズキモーターは3月1日、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1764台。前年同月比は27.3%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

3か月連続での前年割れだが、減少率は2012年12月が24.2%減、2013年1月が1.1%減、そして2月が27.3%減と、波がある。現在、スズキは米国市場において、事実上の在庫販売状態。同社は2012年11月、アメリカンスズキモーターが破産申請することを公表。米国では四輪車の販売事業から撤退し、今後は二輪やマリン事業に特化していくと発表している。

アメリカンスズキモーターは2012年11月から、ローンを組んで新車を購入した場合、最大6年間、金利が0%になる特別キャンペーンを実施。早期の在庫一掃を目指す。

アメリカンスズキモーターは、「米国市場からの撤退に向けて、準備は進行中。2月実績は、在庫販売を示すもの」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  3. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  5. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る