2月のメルセデス世界販売、5.9%減…7か月ぶりのマイナス

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Aクラス
新型メルセデスベンツ Aクラス 全 5 枚 拡大写真
ドイツ自動車大手のダイムラーは3月7日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は9万7920台。前年同月比は5.9%減と、7か月ぶりに前年実績を下回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが9万0083台を販売。前年同月比は5.8%減と7か月ぶりの前年割れだ。スマートは7837台を売り上げ、前年同月比は7%減。4か月連続で前年実績を割り込む。

市場別では、西欧が3万5094台を販売。前年同月比は6.8%減と、3か月ぶりに減少した。このうち、地元ドイツは14.9%減の1万5321台と、3か月連続で前年実績を下回る。中国(香港を含む)は、1万0134台。前年同月比は47.2%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

一方、米国は2万2040台を販売し、前年同月比21.9%増と、18か月連続の前年実績超え。日本は3300台を売り上げ、前年同月比は13.2%増と、引き続き好調だ。

メルセデスベンツブランドでは、欧州で販売が開始された新型『Aクラス』が、新型『Bクラス』と合計で、前年同月比41.4%増の2万2143台を販売。SUVは2月、合計で前年同月比33.5%増の2万2264台を販売。『GLKクラス』が46.9%増、『Gクラス』が110.3%増、『Mクラス』が26.3%増と大きく伸びた。

メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2013年1‐2月世界新車販売は、前年同期比0.8%増の20万0100台。ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「我々の新型車、とくにSUVとコンパクトカーに顧客の反応が大きい」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る