WRC、フォルクスワーゲンがメキシコ用高地順応セッティングと改良を実施

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
フォルクスワーゲン・ポロR
フォルクスワーゲン・ポロR 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンはラリーメキシコに向けて、『ポロR』に高地順応を目的とした改良を加えたことを報じた。

メキシコのコースは標高の高さが最高2669メートルに達し、その希薄な空気によって1.6リッターのターボエンジンは、およそ4分の1のパフォーマンスを失うことになる。

特に重要な役割を担うターボチャージャーは、空気の希薄さに加えてインレットチャージに加わる空気圧の低下が問題となり、さらに低い空気抵抗によってタービンが過剰回転して焼きついてしまう可能性もある。

昨年の11月、WRCのヨーロッパ以外の地域でのテストを禁じる規制から開放されたフォルクスワーゲンは、ポロRのテストをメキシコで行う事ができ、さらにドイツにある気候・高度チャンバーでシミュレートされた環境の中でのテストを完了した。

フォルクスワーゲンはメキシコの為に、ターボチャージャーの安定性を危険にさらすことなく、エンジンのパフォーマンスのロスを最小限に抑える詳細なエンジンマップを開発したと表明している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る